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命中75%は当たる

主にxy・orasの育成論の【記録】を目的としています。サンムーンに向けて、温故知新の精神で。

【シングル】珠ルカリオについて私見と育成論のような何か

※愛ゆえに長いです。後半の育成論のようなものは、当たり前ことを改めて語っているだけなので、むしろ前置きの雑談がこの記事のメインかもしれません。

 

(11/10 それなりに記事を書いた後に読むとこれでもかなり短い方でした)

 

 

ルカリオ

特に説明不要なポケモンですかね?

第4世代に第4世代の顔としてポケモン界にデビュー。

ポケモン総選挙でも旧世代の一般ポケモンながらかなり上位に食い込む人気ポケモンです。

 

私の相棒ポケモンでもあるので、ブログ開設1匹目のポケモンとしてチョイスしました。

私は特に映画で惚れたわけでもなく、そのビジュアルに惚れたわけでもなく、第4世代のシングル6on6において鬼神の如き働きを見せるその勇姿に魅せられ、それ以来、相棒ポケとしてレートでも固定左上枠で使用し続けてきました。

 

初登場の第4世代のバトレボでは、某有名実況者の影響か、両刀個体のイメージが強いでしょうか?もしくは私同様、オフライン対戦の6on6での抜きエースのイメージが強い方もいるかもしれません。両パーティが疲弊しきった終盤に登場し、剣舞神速で相手を薙ぎ倒していく其の様は、まさに鬼神と呼ぶに相応しいものでした。近年ポケモンを始めた方に「昔はルカリオが4タテ5タテ、時には6タテするのが当たり前だった」と言っても信じて貰えないかもしれません。

第5世代では襷か珠を持ち、フルアタになることが多かったでしょうか。中堅寄りのパーティで受けループ崩しの両刀個体も少なからずいました。積んで全抜きする環境だったので、剣舞個体も多かったです。逆に先制技の火力差やメインウェポンの相対的な性能差により、特殊1本のルカリオはほぼいませんでした。

私はというと第4世代の影響から珠剣舞ルカリオ信者だったので、カバルドンエムリットラティオス等を入れた起点構築で使用することが多かったです。というか珠ルカリオを活かすには当時はそれしかなかったように思います。(襷なら他にも構築の選択肢はあった)

珠を持つことでステロ+剣舞神速で縛れる範囲が非常に広がる為、今後の環境においてもメガ進化しないルカリオのスタンダードは珠になるのではないでしょうか。ポケモンの世界において「上から高火力で殴れる」というのは、それだけで強力な長所であり採用理由にも直結します。

 

当時猛威を奮っていたラティオスはステロ+剣舞珠神速の確定圏内でした。キングドラですら、ステロ1回で50%の乱数にまで持ち込めます。

また、剣舞+命の珠の噛み砕くで特化ブルンゲルをぴったり確定で持っていける為、当時流行っていたナットゲル(ブルンナット)に刺さるのもセールスポイントだったのではないでしょうか。フリーで多かったシャンデラも、スカーフでなければ噛み砕くで処理できました。

砂パや霰パの起点となったバンギラスユキノオー、ラティハッサムハッサムなどを起点にできたことも評価できる点です。

ライコウクレセローブ」「砂ガブ砂グライオン」のような逆立ちしても勝てないパーティに出さなければ、当時から一定の働きをすることができました。

一定数いた悪の波動を持ったルカリオの両刀個体については、自分は(評価していない為)ほぼ未使用なのでよく分かりませんが、第7世代の環境次第では可能性もあるのかもしれません。

忘れられがちですが、素ルカリオでも攻撃面の種族値は最低限あります。

 

第6世代ではメガ進化を獲得し、メガ進化をすることでACSが爆発的に伸び、さらに強力な火力上昇特性である適応力を獲得。新たなパートナーや役割対象の登場、カバルカ構築が流行ったこともあり、パーティのエースとして採用する人も増えました。

実際適応力補正のかかった一致技の威力は凄まじく、半減以下で受けに来る交代先にも多大な負荷をかけることができました。「拘らずに鉢巻ガブと同等の火力を出せる」そう言えば、その火力の異常さが伝わるかと思います。フェアリータイプの登場で攻撃属性としての鋼が見直されたことも見過ごせません。

それに加え、S種族値が90から112に、高速アタッカーと呼ばれる域へと跳ね上がったこともルカリオの採用率へ大きな影響を与えたことでしょう。

 

さらっと書きましたが、とにかく、第6世代に入りメガ進化を手に入れたルカリオは、非常に強力なポケモンとなったと言えるでしょう。

それを裏付けるように、メガ進化しないルカリオは絶滅したと言っても過言ではない状況となりました。

 

ルカリオが弱いのではなく、メガルカリオが強すぎるが故の珠ルカリオの衰退。

そんなところでしょうか。

 

しかし、性格補正をかけた珠ルカリオは、無補正のメガルカリオと比較し、不一致技の火力は約1割上回っています。

具体的には、メガルカリオは悪巧み悪の波動で天敵ギルガルドを倒すことできませんが、珠ルカリオは悪巧み悪の波動で確定1発で持っていくことができます。

天敵ギルガルド地震で倒せる物理メガルカリオは、B特化ボルトロスに対しストーンエッジをオボン込みで確定3発に抑えられてしまいますが、珠ルカリオであればオボン込みでも確定2発に押し込むことができます。

これらはつまり、相手の読みの負荷を著しく高め、自分の後続の負担を著しく下げるということです。

もちろんこれらは限局的なシチュエーションであり、多くの場面で高い素早さから圧倒的な高火力を相手に押しつけられるメガルカリオの優位性は揺るぎません。

しかし、この記事をここまで読んでいるあなたは恐らく

メガルカリオインファイト、オーバーキル気味だなあ」

「他のメガ枠とルカリオを一緒に使えたらなあ」

「神速を使える格闘タイプってことで採用したけど、相手の裏に止められすぎるなあ」

そんなことを思い、検索し、この記事に辿り着いたはずです。

 

是非、ダメージ計算をしてみてください。

確かにメイン火力はメガルカリオに遥かに劣りますし、素早さの高いメガルカリオと違い、雑な選出は難しいです。

しかし、メガバシャーモを剣舞珠神速で中乱数1発で落とせるその火力は、「無し」と切って捨てるには些かもったいなくはないでしょうか。

ルカリオは、テンプレの型を崩さずにバシャサンダーナットを1匹で壊滅させることができる貴重なポケモンです。

 

 

【珠ルカリオ

性格:いじっぱりorようき

持ち物:いのちのたま

特性:せいぎのこころorせいしんりょく

努力値:ASぶっぱ

インファイトorとびひざげり/しんそく/つるぎのまい/@選択

 

セールスポイントである神速による火力を落としたくないため意地っ張り推奨ですが、パーティ単位でマンムーヒードランが重い、または中速エースとしての働きを期待したい場合は陽気ASベースで採用してもいいと思います。HAベースも無しではないのですが、6on3の環境では、Sに振る恩恵の方が多いように感じます。バンギラススイクン、それらに合わせた調整をしてるポケモンを軒並み抜き去れるのは非常に大きなメリットです。

技に関しては、速度のある格闘枠としてバシャーモではなくルカリオを採用する以上は高命中技であるインファイトを採用したいところです。しかし、メガ・未メガ共に意外と乱数が動く場面があるので、検討した上で飛び膝蹴りを選択するのもありでしょうか。紙耐久とはいえ、実戦ではBDダウンも決して無視できません。

神速・剣舞は、珠ルカリオの採用理由からほぼ確定。剣舞を切ってサブウェポンを増やしても良いかもしれませんが、それなら襷を持たせて誤魔化し範囲を広げた方が無難に働いてくれます。身代わりもありですが、身代わりを持たせるなら積まなくても火力を出せ、制圧力の高いメガルカリオの方が良いということになりそうです。

サブウェポンの選択肢は…環境次第で何でもありかと思います。純粋に範囲を広げるのであれば、耐久飛行に刺さるストーンエッジと、ゴーストに詰むことを防止する噛み砕く、バレットパンチあたりでしょうか。

ストーンエッジなら前述のバシャナットサンダーやギャラドス入りスタンパに積極的に投げることができ、噛み砕くなら(第6世代では三日月の舞い持ちばかりだったので辛かったですが)毒々や瞑想型のクレセリアを起点にすることも可能です。バレットパンチは言うまでもなくゲンガーへの対抗手です。トゲキッスサーナイト、スカーフマンムーへも刺さりますが、適応力補正のないバレットパンチは火力にはあまり期待できません。

今後の環境の変移次第では、珠ルカリオでも冷凍パンチや地震、ブレイズキックや他特殊技を持ってもいいかもしれません。

 

基本的な運用は

・起点作りポケモンで起点を作って舞って全抜き

・積みサイクルの中に組み込み舞って全抜き

・スタン系パーティのサイクルに組み込みつつ、裏へ負担をかけ、最後に神速で全抜き

・スタン系パーティのサイクルに組み込みつつ、有利対面で舞って全抜き

のどれかになるでしょうか。というか、珠ルカリオの性質上これ以外の展開はないですね。これはメガ進化しても変わりません。

ルカリオを通常のサイクルに組み込めるのか」

そんな声も聞こえてきそうですが、可能です。

控えめWロトムハイドロポンプを確定耐えできる程度の耐久と、鋼の豊富な耐性により、1度や2度なら後投げも可能です。

メガストーンを持っていれば採用率の高い叩き落すにも積極的に投げられる(ローブシンルカリオを後投げする頭の悪そうなプレイングも可能)のですが…これは珠ルカリオのウィークポイントですね。

 

味方の相性の良いポケモンメガルカリオと基本的に変わりないので、他の方のメガルカリオについての考察・構築記事を参考にすると良いと思います。

簡単に触れると、浮いたドラゴンやエスパー、ゴーストあたりが横の並びとして非常に相性が良く、飛行複合タイプのポケモンたちもサイクルを潤滑に回す上で有利に働きます。

これらのポケモンルカリオの弱点を受けることができ、また岩や悪、氷技を非常に誘いやすい為、積極的にルカリオを投げることができます。これらのタイプに、単純にスペックが高いポケモンが多いのも嬉しいですね。ルカリオ入りで何も考えずにパーティを組むと種族値の暴力になりやすいです。

そして、これらのポケモンならばパーティ内にステロや壁、その他起点作り技に積みサイクル展開、縦の相性が良いポケモンまで無理なく組み込むことも可能です。

この並びの基本はどの環境に移行しても変わることはないと思います。

 

メガルカリオではなく珠ルカリオを入れたことにより空いたメガ枠については…誰でも良いんじゃないですかね?(突然の放り投げ)

実際、神速による全抜きを目指す珠ルカリオは、序盤から相手を崩していける多くのメガポケモンと相性が良いです。

ガルーラ、リザードンボーマンダチルタリス、ゲンガー、バンギラスカメックスetc...

また、メガポケモンだけに関しては、第7世代以降の環境を見て選択するべきだとも思います。

ルカリオ自体にできることは非常に限られるので。脳筋ポケモンなので。その時その時で、ルカリオの障害を排除できるメガポケモンを選択するべきです。ルカリオとメガポケモンさえ決めれば、パーティの方向性も残りの4匹も自然と決まってくるのではないでしょうか。

 

 

最後に。

長年の思い入れのあるルカリオの記事だったので非常に長くなりましたが、珠ルカリオは低スペックながらも可能性の残ったポケモンです。

ポケモンというゲームはそのメタゲームの性質上、環境が変化すれば変化するほど、耐久振りのアタッカーポケモンが増える傾向にあります。

第7世代でも、環境初期は神速で相手の速攻アタッカーを、環境中期以降はサブウェポンで相手のサイクルパーティを崩す、そんなことができるのではないでしょうか。

 

第7世代以降にこの記事を読んでいるそこのあなた。

ルカリオ、いかがですか?